そうこうしている間に地鎮祭である。
テレビやらで見たことはあるが、自分でやるのはもちろんはじめて。
なんとなく営業から説明はあるが、
「地域の実情もあるので…」
という感じ。
確かにそうなのだが、そう言われてもなぁ…
しかし、地域って何かねって感じだ。
とりあえず親に連絡し、拝んでくれる人を手配したり
なんやりと細々と決めることが意外に多い。中堅営業氏に、
「スーツですか?」
と聞いても、
「そういう方もいます」
とのことだが、もうここは、
「ほとんどの方がスーツですよ」
とか、
「まれにスーツの方はいますよ」
くらいで誘導して欲しいものである。
で、段取り等確認しいざ本番。
拝んでる間に娘三人は飽きてきている。
で、鍬入れ。拝む人に、
「えい、えい、えい、と三回言いながら鍬をいれてください」
と説明を受ける。まあ、よくある感じだ。
私の鍬入れのイメージと言えば、
巨大ビルディングが建つときにお偉方がずらっと並んでやるやつで、
実際私もそんな感じで軽くやってみたのであるが、
その後にやった積水ハウスの現場担当の鍬入れは本気も本気、
「えい、えい、えーーーーい!」
と邪気を払うべく大声でやるのであった。
邪気を払うならそれくらい本気じゃないとね、
っていや、それやるなら最初から言っておいてよね。前もって、
「りん、ぴょう、とう、しゃ、かい、じん、れつ、ざい、ぜーん」
の感じでお願いしますと言われたら、
こちらものりのりでやったかもしれないのに。
ということで、恥ずかしがってやるのが一番恥ずかしい見本みたいなことを
40歳にして身をもって示してしまったのである。
やれやれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿