2019/02/24

【ちょっとした後悔】庭の水栓にはもうちょっとこだわってもよかったかなぁ

いたって普通

 会社勤めを終えリタイアすると



日本の男性はそばをうちはじめるか



はたまた絵手紙に精を出すらしいけど、



ところ変わってイギリスでは、庭いじりをはじめるらしい。


庭園ってさもありなん、だけど、日本も「盆栽」ってのがあるから似たようなものか。

まあ最近盆栽はサザエさんでしか見ないような気もするけど。








ちなみにリタイアしたアメリカ人は





ハーレーに乗りはじめるとのこと。






ほんとかウソかわからないし、そちらもなるほどって感じだが、

何かを作る方向にいかないところが興味深い。

島国と大陸の違いだろうか。

イギリスも無論島国である。

昔から、イギリスはヨーロッパではない、島国だから、とも言われてきた。

まあそもそもヨーロッパとは何かを話し始めると話が終わらないので、
(アフリカ大陸にあるモロッコはEUに加盟申請し、却下されている。)


それはまたの機会に。そんなことより、


庭の水栓の話である。



庭の水栓、ずいぶん普通、というか一番お手頃なものを選んだのは覚えている。

選んだのは我々だ。

我々であるが、だんだん物足りなくなってきたってのが事実。

別に私は英国紳士でも定年生活者でも無い。

庭いじりが趣味だったことも無い。

ベランダで植物を育てるベランダーに憧れてはいたが、

結局踏み出せずにいた、花の名前もろくに知らない、40すぎの男性である。

しかし、しかしである。



味気ない。


味気ないのだ。



確かに外構の打ち合わせの段階ではコストダウンに四苦八苦してた時期なので、



「こだわりはありません。



普通でいいです。普通が一番。



安くてちゃんと使えれば、それでいいです」




と言ったような気がする(自業自得)。

でもなぁ、


後になってもう少しお金かけときゃよかったって

絶対になりますよ



などと営業の一つもかけて欲しかったかなぁ。


営業されたらされたで、



あいつらは金をむしりとろうとしてる!



などと思ったかもしれないが、私の贅沢病を見抜いていれば

営業したはずだ。それが優秀な営業マンてものであろう。


やはり今になってみると、もうちょっとこだわってもよかったかなぁ

という気がしていて、ときどき水栓を検索している。

水を受けるところにレンガでなんかこう、してみるとか、

すごくモダンな感じにしてみるとか(アバウト)、

なんかこう、いい感じにできたんじゃないだろうか(適当)。

ところで勝手口の水栓は、ごく普通の、おそらく一番安手のものにしているが、

そちらは特に不満はない。

まあ勝手口だし。

家の裏だし。



けど庭の水栓は毎日目につく。



家主はこだわりがないのだな、というのが見てとれるではないか。

まあ誰に見せるというわけではないけど。



思うのだが、こういうの趣味的なものは頭がお花畑な段階で夢として検討しといて、

現実段階でグレードを落とす、自分でできるのは自分でやる、

みたいにしとかないと、コストカットの段階で臨むと検討も何もあったものではない。

それに、庭などなんだのは世間では妻側が主張するものかもしれないが(偏見)、

あいにくうちの妻はそういうのは興味がなく、この頃妻はゴーンさながらの

コストカッターと化していたので、検討する余地なんてあるはずもなかった。

ちなみに頭がお花畑な時に私は何をしていたかというと、

三十万くらいで現代アートか写真を買いたいなとネットで物色したりと、

とにかくあらぬ方向に走り出していて、妻がコストカッターくらいの方が、

ちょうどいいのかもしれない。

てことで世の中よくできているのかもしれないが、

やはり、もうちょっとこだわりたかったなぁ、と少しばかりの後悔が募るのである。



0 件のコメント:

コメントを投稿